役に立った本

宮ぷーが倒れたばかりの頃、NHKスペシャル「私の声が聞こえますか 〜植物状態からの帰還〜」の番組がありました。まだ宮ぷーに意識がないと言われていたので、むさぼるようにその番組を見ました。番組の中で看護師さんたちのグループが作ったプログラムでの取り組みが報道されていました。それは紙屋さんたちが考えられた方法だったのです。

紙屋克子 看護の心そして技術―課外授業 ようこそ先輩・別冊 (別冊課外授業ようこそ先輩) (単行本)
NHK「課外授業 ようこそ先輩」制作グループ (編集), KTC中央出版(編集), 中央出版= (編集)

この本の中には「閉じこめられた意識」「植物状態と宣言されて」というような目次があります。けれども決してあきらめなくてもいいのだと教えてくれます。

脳障害を生きる人びと 脳治療の最前線 (単行本)
中村 尚樹 (著)

これもむさぼるようにして見たNHK「奇跡の脳」の番組のジルさんご本人の本です。脳に不可能なことはないんだと思いました。

奇跡の脳 (ハードカバー)
ジル・ボルト テイラー (著), Jill Bolte Taylor (原著), 竹内 薫 (翻訳)

祈りは必ず届くのだと宮ぷーといて何度も思いました。映画や講演会でご一緒できた私の大好きな村上先生は、「かっこちゃん元気を出して、奇跡を起こすことができるとしたら、それは愛だよ」とおっしゃいました。

人は何のために「祈る」のか (単行本)
村上 和雄 (著), 棚次 正和 (著)